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【コース特徴解説2024】東京競馬場 馬券購入前に知って得する全コース解説!

初心者向け
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はじめに

本記事では東京競馬場の全コースについて傾向や特徴をご紹介していきます。何も知らずに馬券を買って損をするのは一番もったいないです。初心者の方でもわかりやすい説明を心がけますが、どうしても競馬は専門用語が多い分野です。分からない用語がありましたら、Googleで検索してみてください。

東京競馬場は東京都府中市に位置する日本最大の競馬場です。芝、ダート、障害と大きく分けて3種類のコースが存在します。日本ダービー、オークス、ジャパンカップなど数々のビッグレースが開催されています。
各コース距離ごとに説明しますので、目次からみたい距離に飛んでください!なるべく正確な情報提供に努めますが、正確性の保証は出来ません。ご了承の上、参考にしていただけたらと思います。

※障害コースは編集中です。しばらくお待ちください。

芝コース

直線:525.9m
高低差:2.7m
施行距離:1400m、1600m、1800m、2000m、2300m、2400m、2500m、3400m
※赤字はGⅠ実施コース。

     1周距離    幅員
Aコース:2083.1m  31m~41m
Bコース:2101.9m  28m~38m
Cコース:2120.8m  25m~35m
Dコース:2139.6m  22m~32m

芝コースはA~Dの4つコースがあります。馬場の傷み具合を分散させるためです。さらに東京競馬場は幅が広いので、窮屈な馬群にならず、どの枠の馬も他場に比べて有利不利が少なく、フラットと言われています。馬の能力がそのまま着順になるイメージです。それでも、距離や枠によって若干の違いはあります。早速、1400mから解説します!




1400m

スタート地点は向正面1直線の真ん中付近。3コーナーあたりで緩やかな上り坂があり、3~4コーナーにかけて下り坂です。最後の直線の途中から高低差2.1mのなだらかな上り坂があります。短距離のレースですが、落ち着いたペースになりやすいのが他場と違うポイントです。後傾ラップになりやすいため、上がりの脚を使える馬の好走が多いです。
重賞はGⅡ京王杯スプリングカップ、GⅡ京王杯2歳ステークスの2つ行われます。

枠順

枠順勝率連対率複勝率
15.4%10.0%15.8%
23.3%10.4%15.6%
37.1%12.8%19.2%
45.5%14.5%21.0%
57.7%12.3%21.7%
69.5%16.0%20.9%
75.5%13.5%22.4%
89.1%16.8%23.7%
※2024年2月から過去3年の集計

内枠有利と思われがちですが、データで見ると意外にも外枠の方が勝率、連対率、複勝率全て高い傾向にあります。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ14.5%27.3%35.8%
先行10.0%20.4%29.2%
差し7.0%13.4%21.0%
追込2.3%5.5%9.5%
※2024年2月から過去3年の集計

逃げ先行馬が有利なのは当然ですが、差し馬の複勝率も20%を超えているので侮れません!直線の長さや幅の広さが差し馬も好走出来る要因の1つかもしれません。

種牡馬

1位ロードカナロア
2位イスラボニータ
3位エピファネイア
4位リオンディーズ
5位ディープインパクト

特に出走回数と好走が多いのは1位のロードカナロアです。
※2024年2月から過去3年の集計

1600m

スタート地点は向正面直線の右側。最初のコーナーまで直線約542m。3コーナーあたりで緩やかな昇り坂があり、3~4コーナーにかけて下り坂です。最後の直線の途中から高低差2.1mのなだらかな昇り坂があります。スタート後の直線が長いため、枠順による有利不利は少ないです。コーナーが下り坂で決して落ち着いたペースにはならないので、上がりが掛りやすいです。
重賞はGⅠNHKマイルカップGⅠヴィクトリアマイルGⅠ安田記念、GⅢ東京新聞杯、GⅢクイーンカップ、GⅢサウジアラビアロイヤルカップ、GⅡ富士ステークス、GⅢアルテミスステークスの8つ行われます。

枠順

枠順勝率連対率複勝率
110.1%15.1%22.3%
25.4%13.3%19.6%
35.8%14.1%19.6%
45.9%13.2%20.5%
56.4%12.5%19.6%
66.7%17.8%24.4%
79.8%15.5%23.8%
87.8%14.3%23.5%
※2024年2月から過去3年の集計

先述したように枠による有利不利はほとんどないことがデータからも分かります。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ12.0%26.2%35.6%
先行12.0%21.8%31.1%
差し6.6%14.6%22.7%
追込3.2%5.9%10.2%
※2024年2月から過去3年の集計

データ上では逃げ先行が有利ですが、マイルレースの中ではスタミナが要求されるコースなので逃げ切りや先行押し切りは相当な能力が必要です。GⅠで逃げや先行策で好走した馬はソダシ、アエロリット、ロゴタイプで他の好走馬はほとんどが差し馬です。

種牡馬

1位ディープインパクト
2位ロードカナロア
3位エピファネイア
4位ドゥラメンテ
5位モーリス

近年はロードカナロアやドゥラメンテの産駒がよく結果を残しています。
※2024年2月から過去3年の集計

1800m

スタート地点は2コーナー付近のポケット2。スタートしてから斜めに進んで(150m)向正面に合流する特殊な形態で基本的には内枠有利になっています。3コーナーあたりで緩やかな昇り坂があり、3~4コーナーにかけて下り坂です。最後の直線の途中から高低差2.1mのなだらかな昇り坂があります。
重賞はGⅡ毎日王冠、GⅡ府中牝馬ステークス、GⅡ東スポ杯2歳ステークス、GⅢ共同通信杯、GⅢエプソムカップの5つ行われます。

枠順

枠順勝率連対率複勝率
16.6%15.3%25.2%
28.7%17.0%20.6%
38.5%16.6%25.5%
411.6%19.6%24.4%
57.5%17.3%26.1%
67.2%13.0%20.8%
76.0%13.9%25.0%
87.0%13.5%20.8%
※2024年2月から過去3年の集計

3~5枠の成績が良さそうです。少頭数のレースの場合、8枠が実質真ん中枠と同じくらいの位置になります。外枠の複勝率が少し高めなのは少頭数レースが影響しているかもしれません。基本的には真ん中より内側の枠が有利です。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ14.8%24.4%30.6%
先行10.7%22.5%33.8%
差し8.1%16.6%25.9%
追込3.1%6.3%10.1%
※2024年2月から過去3年の集計

マイルより逃げ先行が有利です。しかし、距離が延びる分差し馬にもチャンスはあり、マイルより好走傾向にあります。直線が長いだけあって、脚質もフラットな印象です。

種牡馬

1位ディープインパクト
2位モーリス
3位ロードカナロア
4位ドゥラメンテ
5位エピファネイア

最近はドゥラメンテ産駒の活躍が目立ちます。
※2024年2月から過去3年の集計

2000m

スタート地点は1コーナー奥にあるポケット。約100m進むと左に曲がるカーブあり、向正面の直線に入る。スタート後のカーブの関係上、多頭数の外枠は不利になる。3コーナーあたりで緩やかな昇り坂があり、3~4コーナーにかけて下り坂です。最後の直線の途中から高低差2.1mのなだらかな昇り坂があります。
重賞はGⅠ天皇賞・秋、GⅡフローラステークスの2つ行われます。

枠順

枠順勝率連対率複勝率
110.0%16.7%25.3%
26.8%13.6%22.2%
38.0%15.3%22.7%
48.6%20.4%23.7%
59.2%21.5%33.8%
69.0%17.5%25.5%
78.9%15.7%26.4%
88.3%16.5%25.6%
※2024年2月から過去3年の集計

少頭数のレースもあるので完全に参考には出来ませんが、比較的フラットな印象です。当然多頭数の外枠は不利になりますが脚質にもよります。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ20.5%30.8%35.6%
先行12.4%24.4%35.1%
差し6.3%14.8%24.0%
追込3.7%8.7%16.0%
※2024年2月から過去3年の集計

下級条件の少頭数のレースだとスローペースになりやすく、先行勢が有利になりやすいです。しかし、ハイレベルなレースであれば差しも効きます。

種牡馬

1位ディープインパクト
2位エピファネイア
3位キズナ
4位ハーツクライ
5位モーリス

1400~1800mではランクインしてなかった、キズナやハーツクライが入ってきました!
※2024年2月から過去3年の集計

2300m

スタート地点はホームストレッチ3の真ん中あたり。ダービーのスタート地点より100mそのまま進んだところにあります。最初のコーナーまで約250m。1~2コーナーは平坦で約450mのバックストレッチに進みます。3コーナーあたりで緩やかな昇り坂があり、3~4コーナーにかけて下り坂です。最後の直線の途中から高低差2.1mのなだらかな昇り坂があります。
重賞は行われません。1勝クラスの新緑賞と未勝利戦のみ行われます。

枠順

枠順勝率連対率複勝率
111.1%11.1%22.2%
233.3%44.4%44.4%
320.0%30.0%30.0%
40.0%10.0%20.0%
58.3%16.7%41.7%
67.7%30.8%30.8%
70.0%8.3%25.0%
87.1%14.3%28.6%
※2024年2月から過去3年の集計

2300mのレースが少ないため、あまりデータとして信憑性は低いですが、強いて言えば内枠有利です。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ22.2%44.4%44.4%
先行12.9%25.8%41.9%
差し9.5%19.0%28.6%
追込3.7%7.4%14.8%
※2024年2月から過去3年の集計

少頭数が多く、スローペースになりやすいため内前有利です。

種牡馬

1位ハーツクライ
2位ドゥラメンテ
3位モーリス
4位ディープインパクト
5位ハービンジャー

タフな産駒が好走しています。

2400m

スタート地点はホームストレッチの坂を昇りきったところ。スタートしてから最初のコーナーまで約350m。ほぼ平坦な1~2コーナーを曲がると約450mのバックストレッチ。3コーナーあたりで緩やかな昇り坂があり、3~4コーナーにかけて下り坂です。最後の直線の途中から高低差2.1mのなだらかな昇り坂があります。
重賞はGⅠ東京優駿(日本ダービー)、GⅠ優駿牝馬(オークス)、GⅠジャパンカップ、GⅡ青葉賞の4つ行われます。日本の代表的なコースと言っても過言ではありません!

枠順

枠順勝率連対率複勝率
19.2%19.2%20.8%
24.0%8.9%19.4%
39.3%18.6%28.7%
47.6%14.4%25.0%
58.2%19.9%22.6%
610.9%19.9%24.4%
77.1%13.0%24.5%
88.4%16.2%27.7%
※2024年2月から過去3年の集計

2枠の成績が不振なのが少し気になる点。あとはそこまで大きな差は見られません。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ11.4%21.0%30.5%
先行10.1%21.7%33.5%
差し8.4%15.8%22.2%
追込5.0%10.2%16.4%
※2024年2月から過去3年の集計

長距離でペースが落ち着きやすいので、瞬発力勝負に強い馬が好走します。逃げ切りは相当至難の業です。スピードとスタミナのバランスが求められるので、ここを勝った馬は相当な能力を持っていると言っても過言ではありません。

種牡馬

1位ディープインパクト
2位ドゥラメンテ
3位ハーツクライ
4位ハービンジャー
5位キングカメハメハ

ドゥラメンテ産駒の活躍は著しく伸びています。
※2024年2月から過去3年の集計

2500m

スタート地点はホームストレッチの坂下。2400mのスタート地点から100m左にそのまま移動しただけですが、坂下からスタートになるのが大きな違いです。すぐに坂を上るため、ペースが落ち着きやすいです。スタートしてから最初のコーナーまで約450m。ほぼ平坦な1~2コーナーを曲がると約450mのバックストレッチ。3コーナーあたりで緩やかな昇り坂があり、3~4コーナーにかけて下り坂です。最後の直線の途中から高低差2.1mのなだらかな昇り坂があります。
現在はGⅡ目黒記念とGⅡアルゼンチン共和国杯のみで使用されるコースです。

枠順

枠順勝率連対率複勝率
16.3%18.8%18.8%
20.0%5.9%23.5%
311.8%11.8%17.6%
45.9%23.5%23.5%
511.8%11.8%17.6%
611.8%11.8%17.6%
70.0%4.3%8.7%
84.5%13.6%27.3%
※2024年2月から過去3年の集計

このコースのレース数が少ないのでデータとしての信憑性は低いですが、大外枠からも好走しているのでフラットな印象です。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ0.0%11.1%22.2%
先行16.2%18.9%24.3%
差し1.8%12.3%24.6%
追込4.7%7.0%7.0%
※2024年2月から過去3年の集計

逃げが0勝!逃げ切りは相当厳しいと考えてよさそうです。ですが、先行勢が圧倒的に有利です。2回坂を上るので当然ですが、スタミナが必要です。

種牡馬

1位キングカメハメハ
2位オルフェーヴル
3位ハーツクライ
4位ディープインパクト
5位ノヴェリスト

出走数が少ないのであくまでも参考程度にどうぞ。
※2024年2月から過去3年の集計

3400m

GⅢダイヤモンドステークスのみで使用されるコースです。つまり年に一度しか使われません。
スタート地点は向正面直線のほぼ真ん中。最初のコーナーまで約250m。最初のホームストレッチは約560m。1~2コーナーを曲がるとバックストレッチ約450mが待ち受ける。3コーナーあたりで緩やかな昇り坂があり、3~4コーナーにかけて下り坂です。最後の直線の途中から高低差2.1mのなだらかな昇り坂があります。計4回坂を上るためスタミナが要求されるコースです。長距離なので、外を回した時の距離ロスがだいぶ響きます。長距離は騎手が重要と言われますが、正にその通りです!

枠順

枠順勝率連対率複勝率
10.0%0.0%16.7%
216.7%33.3%33.3%
30.0%14.3%14.3%
40.0%0.0%14.3%
514.3%14.3%28.6%
614.3%14.3%14.3%
70.0%12.5%25.0%
812.5%25.0%25.0%
※2024年2月から過去3年の集計

年に1回しか使われないのでデータとして信憑性は低いです。とにかく長距離なので、折り合い4ペース配分経済コースを通る事が重要になります。「長距離は騎手買い」と言われるのは、高い騎乗技術が必要だからだと考えられます。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ0.0%0.0%0.0%
先行7.7%23.1%23.1%
差し15.8%21.1%31.6%
追込0.0%5.3%15.8%
※2024年2月から過去3年の集計

タフなコースなので、逃げ切りは困難です。スローペースの直線勝負になりやすいので、末脚が発揮されやすいコースです。

種牡馬

1位リオンディーズ
2位オルフェーヴル
3位ルーラーシップ
4位ディープインパクト
5位キングカメハメハ

リオンディーズ産駒は1着が2回で1位になっていますが、2回ともテーオーロイヤルです。
※2024年2月から過去3年の集計

ダートコース

直線:501.6m
高低差:2.5m
施行距離:1300m、1400m、1600m、2100m、2400m
※赤字はGⅠ実施コース。
1周距離:1899m
幅員:25m

ダートコースとしては日本最大の大きさを誇る。2つの坂が設けられている点は芝コースと変わらないが、高低差が芝コースより高いため、非常にタフなコースと言える。逃げ先行がで勝つには相当なスタミナや瞬発力を持っていないと厳しいと思います。直線が長い点坂で先行勢がきつくなりやすいことから差し追い込みが届きやすいコースです。とは言え、芝コース同様に距離によって傾向は変わるので距離ごとに解説していきます。

1300m

1300mという特殊な距離は東京競馬場のみで行われる。スタート地点は向正面のほぼ真ん中。3コーナーまでの直線距離約340m。スタート後、緩やかな上り坂で3~4コーナーはほぼ平坦。最後の直線は約501.6m。途中緩やかな上り坂がある。日本のダートコースの中では直線が最長距離。 重賞は行われない。

枠順

枠順勝率連対率複勝率
18.5%12.0%22.5%
28.4%16.1%22.4%
36.1%12.2%15.0%
44.7%10.1%14.2%
56.7%16.0%20.7%
67.3%14.0%23.3%
74.0%10.6%17.9%
86.0%12.0%18.7%
※2024年2月から過去3年間の集計

やや内枠有利に見えますが、大きな差はなさそうです。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ15.8%28.9%39.5%
先行11.9%23.5%31.8%
差し5.7%12.2%21.1%
追込1.5%3.1%4.6%
※2024年2月から過去3年間の集計

ダートコースの部分で先行勢がキツイと書きましたが、1300mという短距離は逃げ先行が有利となっています。差しは届きますが、追い込みは厳しいと考えてよさそうです。

種牡馬

1位ヘニーヒューズ
2位ダノンレジェンド
3位アジアエクスプレス
4位トゥザワールド
5位パイロ

主に短距離で活躍する産駒たちですが、中距離も好成績を残している産駒もランクインしています。

1400m

スタート地点は1300mの位置から100m右側にずらしたところ。ダート1400mは東京、中京、京都、阪神の4場あるが、オールダートは東京コースのみ。3コーナーまで約440mの直線。スタートから少し進むと緩やかな上り坂がある。3~4コーナーはほぼ平坦。最後の直線は約501.6m。途中緩やかな上り坂がある。日本のダートコースの中では直線が最長距離
重賞はGⅢ根岸ステークスのみ。

枠順

枠順勝率連対率複勝率
16.8%11.5%17.0%
25.9%12.2%18.1%
35.9%11.3%16.5%
47.0%13.8%21.7%
55.2%11.8%17.4%
66.4%14.0%21.2%
78.6%14.2%22.1%
85.5%13.6%19.5%
※2024年2月から過去3年間の集計

若干内枠が苦戦傾向にあります。数字だけみると7枠が好走傾向にあるようです。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ18.5%33.6%43.3%
先行11.4%22.1%32.5%
差し5.4%11.0%17.5%
追込1.7%4.5%7.4%
※2024年2月から過去3年間の集計

1300mよりも逃げ先行が有利となります。前に行ける馬というよりかは、前に行ってバテないタフな馬が好走しています。

種牡馬

1位ヘニーヒューズ
2位シニスターミニスター
3位ドレフォン
4位ロードカナロア
5位ドゥラメンテ

5位のドゥラメンテは単勝回収率540%を超えという驚異的数字が出ています。
※2024年2月から過去3年間の集計

1600m

スタート地点は芝の上。ダートまで約150mほど芝の上を走る。特殊なのは内側と外側で芝の距離が30m違う点。外枠の馬の方が30mほど長く芝を走れるため、勢いがつきやすく有利とされている。3コーナーまでは直線約640m。3~4コーナーはほぼ平坦。最後の直線は約501.6m。途中緩やかな上り坂がある。日本のダートコースの中では直線が最長距離
重賞はGⅠフェブラリーステークス、GⅢ武蔵野ステークスの2つ行われる。

枠順

枠順勝率連対率複勝率
14.8%11.2%15.7%
26.6%12.9%18.6%
36.6%11.5%17.1%
45.0%11.2%18.0%
56.5%14.0%20.7%
67.1%14.6%23.4%
78.5%15.1%22.3%
88.4%16.5%24.6%
※2024年2月から過去3年間の集計

このコースは特殊で、最初150mは芝コースを走ります。外枠の方が芝の距離が30m長いため、スピードに乗りやすく有利とされています。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ15.0%28.9%38.3%
先行13.1%24.0%33.8%
差し5.2%11.7%18.6%
追込2.1%4.5%8.2%
※2024年2月から過去3年間の集計

データでは逃げ先行が有利に見えますが、レベルの高いレースほど差し追い込みも届くようになります。

種牡馬

1位ヘニーヒューズ
2位ドレフォン
3位ドゥラメンテ
4位ロードカナロア
5位ジャスタウェイ

1300m、1400mから連続1位のヘニーヒューズ!ジャスタウェイは単勝回収率144%です。
※2024年2月から過去3年間の集計

2100m

スタート地点はホームストレッチのやや右側。最初のコーナーまで約240m。1〜2コーナーは平坦。向正面は緩い上り坂。3~4コーナーはほぼ平坦。最後の直線は約501.6m。途中緩やかな上り坂がある。日本のダートコースの中では直線が最長距離。 重賞は行われない。

枠順

枠順勝率連対率複勝率
15.2%9.3%15.0%
26.4%12.3%19.6%
310.3%17.8%23.9%
45.3%12.4%18.7%
58.1%16.5%22.5%
67.0%14.9%23.6%
76.1%12.3%18.9%
86.1%13.1%20.9%
※2024年2月から過去3年間の集計

1枠の成績がイマイチです。スタート後の直線が短いため、1,2枠の馬は包まれやすく不利になります。データからも3枠がちょうどいい枠だとわかります。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ11.5%20.9%28.8%
先行13.8%26.3%38.2%
差し4.8%11.9%19.1%
追込2.5%3.9%6.3%
※2024年2月から過去3年間の集計

先行馬は安定して好成績です。このコースもレベルが上がるにつれて、差し追い込みが届きやすくなります。

種牡馬

1位キングカメハメハ
2位ディープインパクト
3位キズナ
4位キタサンブラック
5位オルフェーヴル

1位のキンカメ産駒は出走数も多い中で、単勝回収率457%と圧倒的な成績を残しています。
※2024年2月から過去3年間の集計

2400m

スタート地点はホームストレッチの左端。最初のコーナーまで直線約536m。1〜2コーナーは平坦。向正面は緩い上り坂。3~4コーナーはほぼ平坦。最後の直線は約501.6m。途中緩やかな上り坂がある。日本のダートコースの中では直線が最長距離。 重賞は行われない。このコースを使ったレース数がそもそも少ないです。

枠順

枠順勝率連対率複勝率
10.0%0.0%0.0%
20.0%0.0%0.0%
30.0%0.0%0.0%
40.0%0.0%16.7%
50.0%33.3%33.3%
616.7%16.7%33.3%
716.7%33.3%33.3%
816.7%16.7%33.3%
※2024年2月から過去3年間の集計

施行回数が少ないコースなので、データとしての信憑性は低いです。強いて言うなら、内枠の成績が不振です。人気関係なく外枠の馬が好走する傾向にあるようです。

脚質

脚質勝率連対率複勝率
逃げ0.0%0.0%25.0%
先行18.2%27.3%36.4%
差し5.9%11.8%11.8%
追込0.0%8.3%16.7%
※2024年2月から過去3年間の集計

逃げと追い込みは絶望的です。しかし、上がりの脚を使える馬は好走する傾向にあります。さらに距離が長く、坂もあるため、折り合いとスタミナが重要なコースだと言えます。

種牡馬

1位キングカメハメハ
2位マンハッタンカフェ
3位ハーツクライ
4位メイショウサムソン
5位ヴァーミリアン

出走回数が少ないのであくまでも参考程度でお願いします。
※2024年2月から過去3年間の集計

  1. 競馬場スタンドの真反対にある直線。バックストレッチとも呼ばれる。 ↩︎
  2. 競馬場のコーナーの奥まった部分のこと。画像の丸部分がポケット。 ↩︎
  3. スタンドから見て手前の直線のこと。 ↩︎
  4. 騎手と競走馬の呼吸の調和状態のこと。騎手は抑えたいのに馬が前に行きたがる状態を「折り合いを欠く」と表現する。逆は騎手と競走馬の息がピッタリのことで「折り合う」や「折り合いが付く」と表現する。 ↩︎

最後に

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