はじめに
本記事では馬券の購入方法である「流し」、「フォーメーション」、「マルチ」について簡単に解説します。馬券の種類に関しては以下の記事でまとめています。
流しとは
馬券において「流し」とは自分の中で軸となる馬を1頭or2頭選び、その相手として選んだ馬との組み合わせを買う方法です。言葉だと伝わりにくいので、例をしめします。
3連複を1頭軸で購入する場合
軸馬:⑥
相手:①、③、⑧、⑭
軸馬と相手馬を上のような番号にした場合の的中条件は…
🎯軸馬の⑥が必ず3着以内かつ相手馬の4頭中2頭が3着以内。
✖軸馬⑥が3着以内、相手から3着以内が1頭もしくは0頭。
✖軸馬⑥が着外、相手から0~3頭が3着以内。
2頭軸で購入する場合
軸馬:①、⑥
相手:②、➂、⑤、⑬
軸馬と相手馬を上のような番号にした場合の的中条件は…
🎯軸馬の①と⑥が必ず3着以内かつ相手馬の4頭中1頭が3着以内。
✖軸馬から1頭もしくは0頭が3着以内、相手から0~3頭が3着以内。
✖軸馬から2頭が3着以内、相手から0頭が3着以内。
軸として選んだ馬は絶対好走してもらわないと外れます。相手馬で決着しても軸馬が好走していなければハズレです!
3連単を流しで購入する場合
・1着固定流し
・2着固定流し
・3着固定流し
・1,2着固定流し
・1,3着固定流し
・2,3着固定流し
3連単の流し購入方法は6通りあります。
3連単や馬単のような単勝式馬券の場合は「マルチ」という購入方法があります。
マルチとは
馬単や3連単の単勝式馬券を流しで購入する時、マルチをマークすると軸馬と相手馬が着順バラバラでも的中になります!
3連単1頭軸マルチ
軸馬:➂
相手馬:②、④、⑤、⑬
🎯軸馬の➂が3着以内かつ相手馬から2頭3着以内。
軸馬を1着固定流しにすると➂が2着以下の時点でハズレになりますが、マルチにマークすれば➂が2着、3着の通りも購入することになります。
つまり、3連単流しをマルチで購入すると馬連や3連複の流しと同じ扱いになります。買い目の点数は増えてしまいますので気をつけてください。
フォーメーションとは
1着、2着、3着それぞれ1頭以上選択して全通り購入する方法です。
3連単(複)フォーメーション
1着(頭目)④、⑥、⑩ 1列目
2着(頭目)①、②、④、⑥、⑩ 2列目
3着(頭目)①、②、➂、④、⑥、⑩、⑭ 3列目
この場合は3連単は60通り、3連複は28通りになります。右側に書いたように○列目とも言います。
フォーメーションは上手いこと使えば、点数を絞ることが出来きます。しかし、2列目3列目だけで決着してしまうと非常に悔しいです笑
1列目に入れる馬選びは重要ですし、2列目3列目を絞りすぎて高配当を逃すパターンも多いので気をつけてください。
ボックスとは
選んだ馬の全通りを購入出来るのがボックスです。
3連単①・③・⑦・⑫の4頭ボックスはこの4頭から3着以内を構成する全通りなので24通りになります。
荒れ狙いのボックスは炸裂すると高配当を狙えます!ただし、全通りなので点数は多くなります。
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