レース結果
単勝オッズではドウデュースとジャスティンパレスの2強となっていたものの、人気2頭は掲示板内にも入れず。優勝馬は天皇賞・春2着だったブローザホーン。鞍上の菅原明良騎手と管理する吉岡辰弥調教師は共にGⅠ初制覇となりました。2着は皐月賞、ダービー、菊花賞全て馬券圏内に好走したソールオリエンスで4戦ぶりの3着以内入選となりました。3着は大阪杯優勝馬のベラジオオペラ。
世間からは4歳世代の能力に疑問符をたてられていたものの、今回のメンバーで2頭しかいない4歳世代馬が共に好走しました。しかも鞍上が横山武史騎手と横山和生騎手という兄弟での激走でした!
レース展開
スタートはベラジオオペラが飛び出していって先手を取りましたが、外からカラテも上がっていき2頭が並んで直線を走りました。さらに外からルージュエヴァイユが勢い良く交わしてハナを取って1コーナに入りました。
1コーナ中間の先団はルージュエヴァイユ、カラテ、プラダリア、ベラジオオペラ。向正面直線で各馬上り坂に向けて動いてきました。3~4コーナ中間あたりでは先頭プラダリアでベラジオオペラやローシャムパークが並んでいました。この時点でドウデュースはまだ後方馬群のインコース、ジャスティンパレスは中団の真ん中あたりでした。
直線に向いてルージュエヴァイユが付き放そうとするもプラダリアとベラジオオペラが並んでいき、大外からはブローザホーンが伸びていました。100m切ったところではブローザホーンが抜けて、その後ろから猛然とソールオリエンスが伸び脚発揮、ベラジオオペラとプラダリアとの3頭で2,3着争いとなりました。
パトロールビデオを見て
京都競馬場の芝は明らかに内が荒れていることが分かります。4コーナー付近の写真を見ても掲示板を確保した5頭は全頭芝が比較的きれいな外を回っていることがわかります。今回は好走出来なかったジャスティンパレスもルメール騎手は荒れてない馬場の中でも最も内側を走らせるという芸当はさすがの腕前です。ラスト200mあたりでは一番馬場がきれいな外をブローザホーンとソールオリエンスが駆け抜けて1,2着。スローペースで直線向いてからエンジン全開になる2頭からすれば最も伸びやすい馬場を通ったと思います。
こうしてレース後にパトロールビデオを見てみるとジョッキーたちの巧みな判断、騎乗技術を見れるのでとても面白いです!JRAの公式ホームページのレース出走表もしくは、JRA-Vanでパトロールビデオを見ることができます!是非見たことない方はチェックしてみてください!
コメント