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天皇賞・春2024データ紹介&予想

GⅠ
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天皇賞・春 展望

絶対的長距離界の王が確立していない中で行われる今年の天皇賞・春。有力なメンバー構成ではあるもののそれぞれ懸念点を抱えていて、馬券的には非常に難しいレースです。レースとしては非常に見ごたえがありそうで、楽しみです!

京都芝3200m外回り
4歳以上・定量戦

秋の天皇賞は3歳から出走可能で中距離王を決めるレースですが、春は3200mという長距離で日本一のステイヤーを決めるレースです。コースの形態から見ていきましょう!

京都芝3200・外

このコースは年に1回天皇賞・春のみで使用されるコースです。スタート地点はバックストレッチの2コーナー寄りにあります。最初のコーナーまでは約400m3コーナーにかけて上り坂で4コーナーにかけては下り坂になります。ホームストレッチは平坦な直線で、ここで如何に折り合いをつけられるかが勝負の分かれ目になりそうです。スローペースになりやすいコース形態の割には近3年(2022年は阪神開催)はハイペースとなっています。基本的にはペースに関わらず、上がり最速の馬は好走する傾向にあるようです。

データ紹介

枠順

枠順1着2着3着着外勝率連対率複勝率
14011322.2%22.2%66.7%
2111145.9%11.8%17.6%
3011170%5.3%10.5%
4124125.3%15.8%36.8%
5010190%5.0%5.0%
6131155.0%20.0%25.0%
7110214.3%8.7%8.7%
8212217.7%11.5%19.2%
過去10年データ(2022年は阪神競馬場開催)

1枠の成績が突出していますが、ジャスティンパレス、ワールドプレミア、キタサンブラック、ゴールドシップといった人気と実力を兼ね備えた馬が好走しています。外枠からも好走馬は出ているので、馬によって欲しい枠が変わってくると思います。

所属

所属1着2着3着着外勝率連対率複勝率
美浦423349.3%14.0%20.9%
栗東687975.1%11.9%17.8%
過去10年データ(2022年は阪神競馬場開催)

好走率で見ると美浦が若干上回る結果となっています。

今年のポイント

今年は土曜日に雨予報となっているので馬場状態が稍重~重で開催される可能性があります。若干先行勢がいつもより有利になる可能性も考えて予想したいと思います。
さらに、過去10年の好走馬の血統を見るとディープインパクトキズナステイゴールドといった父系統がサンデーサイレンスの馬が活躍しています。そもそも出走してくる馬の血統のどこかには大抵サンデーサイレンスが入っています。
前走先行して凡走した馬は今回のレース展開が向く可能性があるため、着順が悪くても要注目です!

注目馬情報

ブローザホーン
5走前の函館記念はローシャムパーク(大阪杯2着)と0.4s差の3着。前走阪神大賞典は5番手から上がり2位の脚で3着に好走。天皇賞・春は先行できるブローザホーンにとって有利になるはず!あとは折り合いさえ克服すれば勝つ可能性も有り得る。

ドゥレッツァ
ダービーには出走してないものの、ほとんどのレースで先行して上がり最速を使っている点から世代トップの能力の持ち主と言える。前走金鯱賞は切れ味勝負になってしまい、ドゥレッツァには分が悪かった。長くしぶとい脚を使える同馬には今回の距離・コースはプラスになるはず。ただ、馬場が渋る可能性がある点としっかり折り合いが付くのかという不安材料はあるため戸崎騎手にかかっている。

テーオーロイヤル
現在3戦連続上がり最速で重賞連対中。4走前はスローペースで後方にいたテーオーロイヤルに向かずの敗戦で度外視。2年前の同レースではタイトルホルダー、ディープボンドの3着に好走して能力は証明済み。折り合いに関しても問題なさそうで、菱田騎手もGⅠ初制覇に燃えているはず!

サリエラ
血統的には瞬発力勝負は得意なはず。前走先行して上がり2位の脚で2着に好走は評価されるべき。エリザベス女王杯は上がり最速だったものの、後方すぎたサリエラには厳しかった。勝ち馬と0.6s差なら度外視できる。 鞍上が武豊騎手でしっかり折り合ってくれるはずで牝馬でも期待したい1頭。

予想

今年の天皇賞春のメンバーを見ると、絶対に逃げたい!という馬がいません。さらに、週末の雨予報が晴れに変わりましたので良馬場想定で予想を行います。
逃げ候補タスティエーラサヴォーナマテンロウレオドゥレッツァチャックネイト

ゲート次第でどの馬が逃げるかは変わってくると思いますが、個人的には上にあげた5頭のどれかが逃げると思います。特にマテンロウレオは鞍上が横山典弘騎手で思い切って大逃げをかます可能性もあると思います!あと個人的にはタスティエーラに逃げて欲しいという願望があります笑粘りこむ力は持っていると思うので、スムーズに逃げられたら逃げ切りもありえなくはないと思います。

そして、モレイラ騎手が来年日本で騎乗するためにはあとGⅠを1勝する必要性がありますのでGⅠでの騎乗は大注目です!

予想印

◎1サリエラ 武豊56kg 12着
本命は牝馬のサリエラにしました。この馬は晩成血統で、3歳3冠ローテには間に合いませんでした。それでも、キャリア3戦目に挑んだGⅡローズSはアートハウスの2着。4走前の目黒記念は直線脚を余しての3着でした。3走前の新潟記念はルメール騎手曰く返し馬の時点であまり状態が良くなかったそう。スタート後もハミを取らず、持ち味の瞬発力を発揮できずに7着。エリザベス女王杯は後方過ぎた同馬には厳しい展開だった。それでも上がり最速の脚をみせていました。マーカンド騎手はあと200m長ければ…とコメントしていた。実際、距離延長となった前走GⅢダイヤモンドステークスはテーオーロイヤルと差のない2着に好走。キャリア8戦全て上がり3位以内でゴールしているように、先行して直線で瞬発力を発揮できる展開に持ち込みたいところ。今回はテン乗りにはなりますが武豊騎手なら折り合ってくれるはず。3年前の天皇賞春で牝馬カレンブーケドールを3着に導いたのも武豊騎手×国枝調教師!なんとサリエラも同じタッグ!2番のセン馬・ヒンドゥタイムズが取り消したことでスムーズに先行して好位を取れるはず。内枠でロスなく走れるのもサリエラにとっては好材料。牝馬サリエラの激走に期待したいです!!

○14テーオーロイヤル 菱田 裕二58kg 1着
一昨年と舞台は違うものの、同レースで3着に好走。骨折があり11ヶ月の休み期間後に迎えたアルゼンチン共和国杯は「ブランクと58.5㎏という斤量を背負ってのレースで厳しかった」と浜中騎手がコメントしていたので度外視。近3戦は上がり最速で重賞連体中。折り合いに関しても問題なさそう。菱田騎手と岡田調教師共にGⅠ初制覇に燃えているはず!

▲7タスティエーラ J.モレイラ58kg 7着
前走大阪杯は3,4番手の好位先行でスムーズにレース出来ていたものの、11着に敗れた。松山騎手もレース後コメントで敗因に疑問符を見せていました。過去レースを見ると外側に馬を置いてしまった時に直線伸びを欠いていることがわかる。今回絶対的逃げ馬が不在なので、ゲート次第ではスムーズに逃げて欲しいところ。モレイラ騎手は折り合い重視で騎乗するはずなので折り合いに関しては心配無用。菊花賞と同じ枠で同じ騎手なら何とか世代トップの意地を見せてほしい!

△12ドゥレッツァ 戸崎圭太58kg 15着
キャリア7戦全て3着以内に好走。前走GⅡ金鯱賞は瞬発力勝負でプログノーシス向きのレースになったため度外視。陣営はこのレースの結果次第で凱旋門賞への登録を考えていると発表していて、相当な能力を見込んでいると考えられます。あとは戸崎騎手が折り合ってくれれば勝つ能力は持ち合わせているとみて4番手評価にしました。

△16チャックネイト 鮫島克駿58kg 14着
キャリア15戦全て掲示板(5着以内)を確保している安定感抜群のチャックネイトは5番手評価にしました。初重賞チャレンジだった2走前のGⅡアルゼンチン共和国杯はじりじり直線伸びて勝ち馬と0.2s差の3着に好走。勝ち馬のゼッフィーロは後にGⅠ香港ヴァーズで2着になるほどの実力馬。前走のGⅡAJCCは綺麗に先行してボッケリーニをハナ差で差し切る強い内容でした。さらに今回の鞍上は先行意識のある鮫島騎手で、上手く展開にハマる競馬をしてくれそう!

☆5ブローザホーン 菅原明良58kg 2着
5走前の函館記念はローシャムパーク(大阪杯2着)と0.4s差の3着。2走前の日経新春杯は距離ロスが大きい中で勝ち切っています。さらに前走の阪神大賞典は1,2着馬より1kg重い斤量を背負っての3着で評価できる。内枠から先行出来そうなブローザホーンにとって天皇賞春は展開も味方するはず!

最後に

過去データやコース形態の情報に関しては正確性に努めますが、保証することは出来ないことご理解の上ご参照ください。注目馬情報や予想はあくまでも個人の見解ですので、参考程度でお願いします。馬券の購入は自己責任でお願いします。詳しくは当サイトのプライバシーポリシーをご覧ください。

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