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宝塚記念2024データ紹介&予想

GⅠ
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宝塚記念展望

今年もファン投票が行われ、特別登録馬13頭が出走予定となっています。例年は阪神競馬場芝2200mで行われますが、今年は開催日程変更により京都競馬場芝2200mで行われます。優勝馬にはブリーダーズカップ・ターフへの優先出走権と出走登録料・輸送費用の一部負担の権利が付与されます。さらに、2019年からはオーストラリアのコックスプレートへの優先出走権も付与されることになっています。
今年は昨年の有馬記念を制したドウデュース、昨年の宝塚記念3着のジャスティンパレス、4年連続天皇賞・春3着以内のディープボンドなどの有力馬が集まりました!

宝塚記念投票結果

有効投票数 2,850,427票

赤太字は出走登録馬

順位馬名得票数性・年齢調教師
1位ドウデュース238,367牡・5友道 康夫
2位リバティアイランド195,182牝・4中内田 充正
3位ベラジオオペラ141,489牡・4上村 洋行
4位ドゥレッツァ140,122牡・4尾関 知人
5位ジャスティンパレス137,979牡・5杉山 晴紀
6位テーオーロイヤル136,150牡・6岡田 稲男
7位ディープボンド132,146牡・7大久保 龍志
8位ジャスティンミラノ110,239牡・3友道 康夫
9位ジャンタルマンタル95,490牡・3高野 友和
10位ソールオリエンス90,633牡・4手塚 貴久
11位タスティエーラ87,831牡・4堀 宣行
12位ナミュール84,022牝・5高野 友和
13位ブレイディヴェーグ82,365牝・4宮田 敬介
14位レガレイラ80,832牝・3木村 哲也
15位ジャックドール79,979牡・6藤岡 健一
16位スターズオンアース64,887牝・5高柳 瑞樹
17位ステレンボッシュ57,184牝・3国枝 栄
18位テンハッピーローズ55,572牝・6高柳 大輔
19位アスコリピチェーノ53,543牝・3黒岩 陽一
20位レモンポップ51,164牡・6田中 博康
出典:JRAhttps://www.jra.go.jp/news/202406/060604.html

データ紹介

今年は京都競馬場で行われるため、宝塚記念の過去10年データではなく京都芝2200mのデータを少しだけピックアップしてみました。

京都芝2200m(外回り)

スタート地点はホームストレッチの内回りコース直線入り口付近。最初のコーナーまで約400m。1~2コーナーは平坦です。バックストレッチは約500m。向正面半ばから徐々に坂を上り始めて、3コーナーで頂上に達します。4コーナーにかけて下り坂です。外回りコースは高低差4.3mで中山競馬場に次ぐ高低差です。最後の直線は約403.7mで平坦コースです。

枠順

※2024年6月6日から過去3年間の集計

スタートしてからの直線が長いので、外枠でも先行したければ前に行けるコース形態となっています。この距離だと経済コースの恩恵が大きいようで、勝ち馬の65%以上が1~5枠の馬でした。

脚質

※2024年6月6日から過去3年間の集計

高低差が大きい上にペースが流れやすいため、逃げ馬は苦戦傾向です。とは言え、複勝率で見ると逃げ・先行・差しどれも約30%で、レースの展開次第では逃げ粘りもあり得るコース形態です。

距離実績

有馬記念や宝塚記念ではよく根幹距離と非根幹距離の実績を比較されます。非根幹距離実績なんて関係ない!という方もいますが、恐らく特殊な距離なので非根幹距離のリピーターが好走傾向にあるのだと思います。

ちなみに根幹距離は400mで割り切れる距離のことで、逆に非根幹距離は2200m2500mなど400mで割り切れない距離です。

優勝馬2200m又は2500mでの重賞勝鞍
2023イクイノックス有馬記念2500m
2022タイトルホルダー日経賞2500m
2021クロノジェネシス宝塚記念2200m、有馬記念2500m
2020クロノジェネシス京都記念2200m
2019リスグラシューエリザベス女王杯2200m
2018ミッキーロケットなし
2017サトノクラウン京都記念2200m
2016マリアライトエリザベス女王杯2200m
2015ラブリーデイ京都記念2200m
2014ゴールドシップ宝塚記念2200m、有馬記念2500m
過去10年の優勝馬

今年の該当馬はシュトルーヴェ(日経賞2500m、目黒記念2500m)、ジャスティンパレス(神戸新聞杯2200m、阪神大賞典3000m)、ディープボンド(京都新聞杯2200m、阪神大賞典3000m)、ドウデュース(京都記念2200m、有馬記念2500m)、ヒートオンビート(目黒記念2500m)、プラダリア(京都記念2200m)、ベラジオオペラ(スプリングS1800m)、ローシャムパーク(オールカマー2200m)の計8頭です。

注目馬情報

ドウデュース 武豊
日本ダービーでイクイノックスを撃破した言わずもがなの5歳世代最強馬。国内レースで4着以下となったのは昨年の天皇賞秋とジャパンカップのみ。天皇賞秋はドバイターフの取り消しの影響で7か月の休み明けとなった点急遽戸崎圭太騎手に乗り替わりとなった点終始ドウデュースのリズムで走れなかった点から本領発揮出来ずに敗戦。ジャパンカップはハイペースを刻んだパンサラッサと10馬身以上離れた位置を追走する形となった。結果は1~3着が3,4番手で脚を溜めて走った3頭となり、ドウデュースは位置取りの差で4着入選。復活の兆しを見せた同馬は、翌月の有馬記念で圧巻の捲り差しで完勝。そんな中距離戦線では敵なしに見える同馬は意外にも京都競馬場初出走となる。調整過程も順調で有馬記念に続くグランプリ制覇に大きな期待がかかる1頭。唯一の不安点は位置取りが後方になりかつレースが超スローペースになった場合、差し届かない可能性も考えられるため過信は禁物!

ブローザホーン 菅原明良
絵に描いたような晩成型で、未勝利を卒業したのは9戦目。京都大賞典の競走中止を除けば、目下12連続掲示板内を確保中です。京都コースは3戦2勝2着1回という相性抜群のコースです。さらにこの馬の持ち味の持続力を最大限発揮出来るのが正に京都芝2200mなのではないかと思います。想定オッズだとドウデュースとジャスティンパレスの2強ムードですが、前走天皇賞・春2着の実績を持つブローザホーンは侮ってはいけない1頭だと思います!

プラダリア 池添謙一
京都芝コース2戦2勝のプラダリア。前走大阪杯6着ですが、池添騎手のイメージより位置取りが後方になってしまったとのことです。直線外に出してじりじりと伸びてはいましたが、スローペースも影響したのか届かずの6着入選。池添騎手のレース後コメントでは距離は伸びた方がいいと言っているので、今回の距離延長はプラスだと思います。京都芝コースで重馬場実績もあるため、渋った馬場も問題ないと考えます。

予想

上半期を締めくくる今年のGⅠ宝塚記念は例年と違い、京都芝コースで開催されます。週末は雨予報なので、重馬場想定で予想を行います。今回のメンバーに明確な逃げ馬がいない点と13頭立てという点からだいぶ落ち着いたペースになるのかなぁと思います。データや注目馬情報を踏まえて予想印を書きます!🐎マークは注目馬情報で取り上げた馬です。

◎2ジャスティンパレス C.ルメール
前走ドバイシーマクラシック4着のジャスティンパレスを本命にしました。純粋にリバティアイランドとクビ差のレースをしたこと自体評価されるべきだと思います。2走前の有馬記念は終始外目を走り、4コーナーもだいぶ膨れて大外ぶん回しの競馬でした。それでも優勝馬ドウデュースと0.3s差は優秀。舞台は違えど昨年の宝塚記念は鮫島克駿騎手が直線で鞭を落とすミスがありながらも3着にくい込んでいる。今回はルメール騎手なので、ある程度の位置を取りに行ってくれるはず!ドウデュース撃破に期待です!

○7プラダリア 池添謙一🐎
前走大阪杯は伸び脚足りずに6着入選。池添騎手曰く距離が伸びた方がいいそうです。今回は馬場が渋りそうで、京都芝の重馬場で重賞勝利経験があるプラダリアにとって好材料。人馬共に京都競馬場が得意ですが、前走の負けと有馬記念でドウデュースに1.0s差をつけられていることからオッズ妙味があると見込んで対抗評価です!

▲4ドウデュース 武豊🐎
前走ドバイターフ5着は後ろからの競馬となり窮屈な馬群でリズムよく走れなかったため。2走前の有馬記念は外を回って位置を上げていき差しきって完勝。ドウデュースの強さはわざわざ書かなくても周知の事実だと思うので書きませんが、逆に不安点を挙げたいと思います。ドウデュースのキャリアを見ると実は休み明けのGⅠレースは一度も馬券圏内に好走していません!休み明けで勝ったのは昨年のGⅡ京都記念(阪神開催)でメンバーレベル的に圧倒的に力が抜けていて評価は出来ないと思います。調教はキレッキレに動けているようなので、あっさり勝ってもおかしくないですが本命は避けるべく3番手評価にしました。

△12ブローザホーン 菅原明良🐎
京都芝2200mの不良馬場で勝鞍のあるブローザホーン。その時の鳥丸S3勝クラスで2着と0.8s差も付けて快勝。長くいい脚を使える点洋芝や渋ったタフな馬場での好走経験がある点は今回の宝塚記念にはガッチリハマる可能性があると思います。4番手評価ですが、能力や展開面も考慮すれば勝ってもおかしくない1頭だと思います。

△5ディープボンド 幸英明
前走天皇賞・春は3着ですが、このメンバーに入るとあまり人気しない馬。全盛期は有馬記念でエフフォーリアと0.1s差の2着に健闘。持っている能力は間違いないはず。昨年の宝塚記念もイクイノックスと0.4sしか離されていないし、京都大賞典はプラダリアと0.1s差なら同馬も評価するべき。馬場が渋れば持続力勝負になり同馬に向く可能性があるのも好材料。

★3ベラジオオペラ 横山和生
ダービーは勝ち馬と差のない4着で位置取り次第ではダービー馬になってたかもしれない。その後の古馬混合重賞はボッケリーニを負かしたり、プラダリアと0.1s差の2着、大阪杯優勝で大活躍。京都2200mは好走経験があるので問題ないし、スプリングSで重馬場実績もあるため同馬には向く宝塚記念となりそうです。

☆10ローシャムパーク 戸崎圭太
3走前のオールカマーでタイトルホルダーを抑えて優勝。前走大阪杯2着に好走したように持っている能力はGⅠ級。後方からのレースでも道中動いて先行出来る操縦性が高い馬で、長くいい脚を使えるところは高評価です。重馬場実績はありませんが、タフな函館の稍重で重賞勝ち鞍があるので問題ないと思います。

逃げ馬不在でどんなレースになるか非常に楽しみです!印は以上7頭ですが、3戦連続上がり最速の1シュトルーヴェや牝馬の13ルージュエヴァイユが食い込んできても不思議はないと思います。宝塚記念は毎年堅い決着にはならないので、馬券的には難しいですが人気薄にも流して何とか的中出来たらと思います!

最後に

過去データやコース形態の情報に関しては正確性に努めますが、保証することは出来ないことご理解の上ご参照ください。注目馬情報や予想はあくまでも個人の見解ですので、参考程度でお願いします。なお、馬券の購入は自己責任でお願いします。詳しくは当サイトのプライバシーポリシーをご覧ください。

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