レース展望
京都芝2000m(Aコース)で行われる、牝馬3冠路線の3冠目のレースです。昨年は見事にリバティアイランドが3冠を達成しました。今年は桜花賞:ステレンボッシュ、オークス:チェルヴィニアと別々の馬が優勝しています。今年も3冠路線に出走してこなかった有力馬もいますので、昨年同様に楽しみなレースです!
京都芝2000m(内回り)
3歳牝馬
《優先出走権》
GⅡ紫苑ステークス3着以内
GⅡローズステークス3着以内
《賞金》
1着 1億
2着 4000万円
3着 2500万円
4着 1500万円
5着 1000万円
データ
枠順
秋華賞の過去10年だと阪神開催が入ってしまうので、今回は京都芝2000mの過去3年分のデータです。
内外の成績が悪く、真ん中枠が好成績となっています。
脚質
このコースは逃げ馬の複勝率が最も高いです。しかし、秋華賞で逃げ残りはほとんどないと考えていいと思います。実際直近で逃げ残りがあったのは2018年のミッキーチャームで相当展開やペースに恵まれた印象です。今年も差し馬に注目です!
前走レース
秋華賞の3着以内に好走した馬はほとんどが、オークス、ローズステークス、紫苑ステークス組の馬でした。オープン特別から好走したのは過去10年で3頭のみです。
🔥渾身の注目馬情報🏇
ステレンボッシュ 戸崎圭太 国枝栄〔東〕
桜花賞、オークスで連体しているステレンボッシュ。「牝馬の国枝」の異名を持つ国枝栄厩舎の馬です。国枝師は秋華賞「3-2-0-6」という驚異的な成績をたたき出しています。9日(水)の追切は6F81.3、ラスト1F11.4と好調を示しています。馬柱を見ると6戦連対率100%でスターズオンアースを彷彿させる戦績です。今まで、中山、札幌、東京、阪神と4つのコースで好走しているので、京都コースも問題なくこなすと思います。今年のメンバー構成からして展開はスローペースになりそうですが、秋華賞は昨年のようにスローペースでも差し馬がよく好走するレースです。余程後方にならなければこの馬の末脚は発揮されると思います!
予想
◎14ステレンボッシュ 戸崎圭太
渾身の注目馬でも挙げたステレンボッシュを本命にしました。京都芝2000mは器用さが求められるコースで、ステレンボッシュには合うと思います。実際、キャリア6戦で全て3着以内かつ4つの競馬場で好走していることを考えれば相当な能力を持ち合わせることは確かです。外枠を悲観する声もありますが、むしろ揉まれない競馬ができるなら能力ある同馬にとってプラスかもしれません。
○2ミアネーロ 津村明秀
前走紫苑ステークス2着。落ち着いたペースで内々を立ち回って直線末脚を発揮しました。好走したレースが全て中山競馬場なので、器用さは持っているはずです。調教は栗東でステレンボッシュと合わせて並びかけるほど好調な動きでした。京都コースは合いそうだし、内枠を確保出来たので激走に期待です!
▲11ランスオブクイーン 松山弘平
前走2勝クラス3着というのは正直過去の傾向からは消しです。ですが、前走の勝馬タイセイフリークは既に3勝クラスでもめどを立てているのでレベルが高いレースだったといえます。3走前のオークスは未勝利戦突破してからの挑戦でしたが、3番手を維持して5着入選と能力は示しました。さらに、京都芝2000mは未勝利で経験していて、勝ち時計2:01.0は昨年の秋華賞よりも速い時計です。今回のメンバーだとスローペースになりそうなので、いい位置を取れそうな同馬には展開も味方しそうで3番手評価にしました。
△5チェルヴィニア C.ルメール
正直ステレンボッシュとチェルヴィニアの2強だと思いますが、オッズ妙味を考慮して4番手評価にしました。ルメール騎手が乗った4戦とも連対していることを考えれば、今回も大崩れはなさそうです。しかし、好走しているいずれのコースも左回りの直線が長い東京と新潟コースなので右回りで内回りコースの京都芝2000mは合うかどうか…エンジンのかかりが遅い点も気になります。それでも2,3着には来ると予想しています。
△8コガネノソラ 丹内祐次→坂井瑠星
ここで好走できるかは分からないけど、まだまだ成長途上でこの戦績なら今後にも期待できそうな1頭です。中山でも好走しているので京都コースは大丈夫だと思いますし、前走クイーンSはボンドガールに勝っているように潜在能力は確かなものがあるはずです。
☆10ボンドガール 武豊
近走行き脚付かず後方からが多いですが、最後の末脚はすごいものを持っています。前走紫苑Sは内から馬群を捌いて上がり最速で3着。あの内容なら京都コースも問題ないどころか勝ち切るまであり得ると思います。新馬戦以来の勝利なるか期待です。
☆3クイーンズウォーク 川田将雅
外枠なら本命も考えていましたが、内枠になったのでだいぶ評価を下げました。飛びが大きい、大型馬なので広い東京コースが合っていると思います。器用さが求められる京都コースは微妙な気がします。ただ、距離は2000mくらいがちょうどいいと思いますし、川田騎手なら上手いこと能力を引き出してくれるはずです。
最後に
過去データやコース形態の情報に関しては正確性に努めますが、保証することは出来ないことご理解の上ご参照ください。注目馬情報や予想はあくまでも個人の見解ですので、参考程度でお願いします。なお、馬券の購入は自己責任でお願いします。詳しくは当サイトのプライバシーポリシーをご覧ください。
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