はじめに
札幌芝1800mで行われる2歳重賞。過去にはソダシやジオグリフが好走しています。今年の出走馬で大きな注目を受けていたキングスコール(新馬戦でソダシのレコードを更新)は今回出走回避となりました。過去10年の傾向から馬券のヒントを探りたいと思います!
データ紹介
枠順
札幌2歳Sの過去10年を見ると外枠の方が好成績となっています。本来はスタート後すぐにコーナーになる札幌芝1800mは内前有利になりやすいですが、開催が進んでいることもありこのレースにおいては外枠が好成績です。
脚質
こちらも過去10年ですが、逃げた馬は逃げ切り勝ちか差されて4着以下という結果となっています。差しも決まりますが3着内馬30頭中4コーナーを8番手以下を走っていた馬は4頭のみです。
騎手(継続騎乗・乗り替わり)
騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
継続騎乗 | 10-7-7-58 | 12.2% | 20.7% | 29.3% |
乗り替わり | 0-3-3-40 | 0% | 6.5% | 13.0% |
こちらは過去10年での騎手に関するデータでJRAが公開しているデータです。前走から継続騎乗のほうが好走率が高いと言えます。
予想
上記で紹介したデータ以外にも気になるデータがあります!札幌競馬場でデビューした馬は過去10年で1度も勝てておらず、東京競馬場でデビューした馬は出走した半数が3着以内に好走しています。あとは今までのレース映像や陣営コメントを参考に予想したいと思います!
◎12モンドデラモーレ 杉原誠人55.0kg
新馬戦は東京芝1800m、1000m63秒のスローペースでスムーズに先行できたことが勝因と言えそうです。同じ新馬戦の2着ワンモアスマイル、4着ソロモン、5着コスモキャバリエの3頭も既に1勝クラス入りしています。レベルが高い新馬戦を勝ち抜いた事は確かだと思います。千葉調教師はコメントで輸送後も落ち着いていて、前走はまだ体が緩かったと言っています。2走目の上積みも期待できそうで、調教も動けている、さらに8枠という好枠を確保出来たので本命にしました。
○8ファイアンクランツ 鮫島克駿55.0kg
対抗は札幌芝1800でデビュー勝ちを収めたファイアンクランツにしました。決して勝ちタイムが良いわけではないですが、上がり3Fはレコードをマークしたキングスコールと同タイムで同様の脚色を使えています。新馬戦も調教でも幼いながら集中して走れているので2戦目となる今回はさらに上積みを期待出来そうです。
▲11アスクシュタイン 北村友一55.0kg
キャリア2戦とも楽逃げで快勝。このレースでも楽に逃げることが出来ればアスクシュタインに展開が向くはずですが、想定1番人気ならほかの馬を本命対抗にしようと思い3番手評価にしました。さらに、北村騎手はハナにはこだわらないと言っていて、逃げなかった場合どうなるのか未知すぎる点も怖いです。瞬発力勝負では分が悪いのでマイペースに持ち込めない場合飛ぶ可能性もあり得ると思います。
△3マテンロウサン 横山和生55.0kg
新馬戦にしてはレースの形が立派な勝ち方でした。我慢して3,4コーナーあたりからエンジンをかけて差し切れる競馬が出来るのはメンバーの中でも能力が高いと言えそうです。このレースで結果を出せなくても今後に期待できそうな馬だと思います。
△2マジックサンズ 佐々木大輔55.0kg
新馬戦直線の末脚を見た感じゆったりよりはやや速いペースの展開で差し切る馬なので今回のレースが向くかどうか微妙。ただ、半姉にはコナコーストが、祖母には函館2歳S覇者のアンブロワーズがいる血統です。早熟血統で能力面でもメンバー上位は間違いなし!
さいごに
過去データやコース形態の情報に関しては正確性に努めますが、保証することは出来ないことご理解の上ご参照ください。注目馬情報や予想はあくまでも個人の見解ですので、参考程度でお願いします。なお、馬券の購入は自己責任でお願いします。詳しくは当サイトのプライバシーポリシーをご覧ください。
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