レース展望
佐賀競馬場2000mを舞台に行われるJRAと地方の交流重賞。今年は昨年の覇者ノットゥルノ筆頭に、海外重賞でも活躍したデルマソトガケなど有力馬が集まりました。
コース解説
スタート地点はバックストレッチの左端のポケット部分。最初のコーナーまで約400mの直線があり、外枠でも位置を取れるため、枠による有利不利はそこまで考えなくて良さそうです。コースを1周半して、最後の直線は約200mと短いため、直線一気の追込み競馬で勝ち切るのはまず無理だと思います。最後の3~4コーナーで動いて直線で差し切る形のレース経験がある馬は強調材料となると思います。
予想
恐らくクラウンプライドかメイショウフンジンの先行争いとなると思います。とは言えそこまでハイペースにはならずに、向正面で一気にレースが変わるイメージだと思います。差し馬は向正面から3コーナーあたりから動かないと差し損ねることになりそうです。
◎9シルトプレ 石川倭
本命は地方馬ながら中央競馬GⅢエルムステークスで4着の実績を持つシルトプレにしました。3走前佐賀の同コースで行われたJBCで終いにかけるレースで追い込んで4着。上がり3F37.2sはウィルソンテソーロと0.1s差なので、もう少し前目に位置付けていれば3着以内は余裕であったはずです。4走前の門別では2021年GⅠチャンピオンズカップ3着馬のアナザートゥルースに勝利するほどの能力を持っています。近2戦とも佐賀で走っていることや石川騎手の継続騎乗も心強いですし、交流重賞未勝利なのでここで何とか,,,というように陣営も力入っていると思います!
○11クラウンプライド 横山武史
逃げたらしぶといこの馬は今回内枠にメイショウフンジンがいるため、無理にハナ争いはしないのではないかと思います。クラプラは揉まれると全く走れないので、今回の大外枠は好材料だと思います。能力的にも、コリアカップで逃げてウィルソンテソーロに0.9s差付けての圧勝があるので、ここで圧勝劇を見せてもおかしくないと思います。前走東京大賞典は逃げたものの、直線で完全に失速していたので正直距離はもう少し短い方がいいと思います。ただ、2000mの好走歴もありますし、近走の敗戦で人気落ちるなら馬券的には買いだと思います!
▲10シンメデージー 吉原寛人
前走名古屋大賞典は1,2着馬が1,2番手で、シンメデージーは6番手から差して3着は評価できる。さらに、直線やや詰まって外に出せなかったので、スムーズならもっとパフォーマンスは上がると思います。ただ、鞍上と馬の勢いを考えるとオッズ妙味がないと考え3番手評価にしました。
以下馬券で抑える馬
メイショウフンジン、グロディアムンディ、ノットゥルノ、デルマソトガケ
上位馬が混線なので難しいですが、とにかくガミらない買い目を考える必要がありそうです。
個人的にシルトプレ1着あると思いますが、現実的に3連単のシルトプレ2,3着固定も面白いと思います!
最後に
過去データやコース形態の情報に関しては正確性に努めますが、保証することは出来ないことご理解の上ご参照ください。注目馬情報や予想はあくまでも個人の見解ですので、参考程度でお願いします。なお、馬券の購入は自己責任でお願いします。詳しくは当サイトのプライバシーポリシーをご覧ください。
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