はじめに
サマー2000シリーズの第5戦のGⅢ新潟記念。近5年は1番人気が1回も馬券に絡まず波乱含みのサマーシリーズとなっています。現時点でサマー2000シリーズ優勝の可能性がある馬はレッドラディエンスとキングズパレスの2頭のみです。レッドラディエンスは新潟記念4着以上で優勝が可能であるのに対して、キングズパレスは新潟記念1着が必須条件です!
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データ紹介
枠順
新潟芝2000m(外)はフラットな印象で少しだけ内枠の好走率が高いですが、新潟記念は8枠の好走率が目立ちます。
脚質
直線が長いためか逃げ切りは相当な能力か逃げ向きのペースが必要なようです。逆に差し追い込みが好走傾向にあります。過去10年の3着内馬30頭中17頭が4コーナー10番手以下でした!
前走距離
2000m 6-7-5-71
2400m 2-0-1-4
3200m 1-1-0-2
1600m 1-0-0-10
1800m 0-1-4-32
2400m(ダービー)、3200m(天皇賞春)からもしっかり好走馬が出ています。勝ち馬が最も多いのは2000m組なので馬券の中心になりそうです。
予想
◎7セレシオン 荻野極56.0kg
近5戦は全て3着以内に好走していて、1800m〜2200mなら安定して走れています。堅実な末脚がポイントで、今回のメンバーの中でも能力上位だと思います。新潟記念はスローペースでもよく差し追い込みが決まりやすいので、この馬にも向くと思います。調教も動けている点、過去のレースで重賞好走馬と差のない競馬が出来ている点も加味して本命にしました。
○12レッドラディエンス 戸崎圭太58.5kg
逃げてよし差してよしの柔軟な馬。4走前の日本海Sはドゥレッツァと0.1s差の競馬が出来ています。新馬戦以外は全て3着以内に好走しているこちらも堅実型。さらにレッドラディエンスに関してはサマー2000シリーズの優勝(条件:新潟記念4着以上)がかかっています。今回大外枠に入ったので、被されずにスムーズなレースが出来ると思います。正直、4着で優勝出来るので、ここは確実にサマー2000を取りに行く攻めより安定を取る戦法できそうなので、頭固定という感じではないと思います。
▲2ライドバック 坂井瑠星52.0kg
桜花賞、オークス共に3着のライドバック。今回52kgというだいぶ有利な斤量で出走出来るので、ぶっちぎる可能性もあると思います。ですが、ここは完璧には仕上げてこないと見て3番手評価にしました。持っている末脚は今回のメンバーの中でも最上位で、長い直線も味方しそうです。
△8アリスヴェリテ 柴田裕一郎53.0kg
目下7戦連続連対中のアリスヴェリテ。2走前の2勝クラスは1000m56秒という暴走ぎみの大逃げで逃げ切りました。2歳時にはアルテミスSでラヴェルやリバティアイランドと差のない競馬をするほどの能力を持っています。ただし、新潟記念を逃げた馬はほとんどが4着以下。過去10年で1頭だけ2着に来てますが、あの長い直線で大抵の馬は捉えられてしまうようです。前走の鮮やかな逃げ切り勝ちでオッズ妙味がない分は割引いて4番手評価にしました。
△5ファユエン 北村宏司53.0kg
高速馬場では分が悪いファユエン。時計がかかるようなら一発あってもおかしくなさそうです。いつ差してくれるのかずっと楽しみに待っている一頭です!昨年の新潟記念は8着ですが、勝馬と0.4s差でそこまで離されていません。7走前関ヶ原Sはレッドラディエンスに勝っています。展開次第にはなりますが、2.3着までなら有り得ると思います。
☆9キングズパレス 松岡正海57.0kg
4着以下となったのはキャリア19戦で新馬戦とセントライトの2回のみ。条件戦では58kgの斤量で好走しているので今回の57kgは恵まれたと思います。堅実に上がりの脚を使えるタイプなので、スローペースでもハイペースでも問題ないと思います。この馬もサマー2000シリーズの優勝がかかっていて、新潟記念1着が必須条件です!勝ちに行く競馬をすることは間違いないので、松岡騎手はいつもより前目につけるかもしれません。この馬があっさり勝つ可能性もありますが、オッズ妙味がないので6番手評価にしました。
さいごに
過去データやコース形態の情報に関しては正確性に努めますが、保証することは出来ないことご理解の上ご参照ください。注目馬情報や予想はあくまでも個人の見解ですので、参考程度でお願いします。なお、馬券の購入は自己責任でお願いします。詳しくは当サイトのプライバシーポリシーをご覧ください。
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