レース展望
東京競馬場芝のマイルGⅠ。今年は朝日杯FSを制したアドマイヤズームをはじめ、多彩な路線から有力馬が集結し、混戦模様です!このレースでは過去10年前走1着だった馬は3頭しか3着以内に好走していないのも特徴です。そんなジンクスを2歳王者アドマイヤズームは打ち破れるのか!注目の一戦は2025年5月11日東京競馬場第11Rで行われます!!
データ

スタート地点は向正面直線の右側。最初のコーナーまで直線約542m。3コーナーあたりで緩やかな昇り坂があり、3~4コーナーにかけて下り坂です。最後の直線の途中から高低差2.1mのなだらかな昇り坂があります。スタート後の直線が長いため、枠順による有利不利は少ないです。コーナーが下り坂で決して落ち着いたペースにはならないので、上がりが掛りやすいです。
枠順

東京芝1600m全体でみると1枠が好成績ですが、NHKマイルカップは5~8枠から8勝しています。直線が長い分、外枠の馬は後方からでも巻き返しが利くので好走の余地があるのかも。
脚質

基本ミドルからハイペースなので差し・追い込みが好走傾向にあります。
好走馬ポイント
・今まで適正外の距離に出走していた馬!
・長くいい脚、瞬発力
・ノーザンファーム系列の生産
・早熟傾向の血統も要注意!
・前走2着~5着馬が優勢!
注目馬情報
サトノカルナバル D.レーン
函館2歳Sの勝ち馬。遺伝子検査やレーン騎手によるとこの馬は短距離向きだそうです。しかし、堀先生は前走の共同通信杯の時にコメントで1800も全く問題ないとコメントしていました。結果的には直線の伸び脚で負けてしまいましたが、適正外の距離であれだけやれていれば十分だと考えます。前走よりも毛艶もよく状態がいいそう。2Fの短縮ならやれておかしくないはず!!
予想
◎15アルテヴェローチェ 佐々木大輔
前走チャーチルダウンズCは出遅れ後方からの競馬で外を回すロスありながらも2着に健闘しました。レース後コメントで佐々木騎手は勝ち馬に上手く立ち回られてしまったと言っていました。2走前のシンザン記念も外を回っての2着と評価出来ます。後方からのレースになりますが、実際サウジRCはラスト400m切ったあたりからエンジンかかって差し切っているので、むしろ東京でこそ能力を発揮出来ると思います。先行馬に挟まれた枠順なので、恐らく今回も後方からだと思いますが佐々木騎手なら直線まで我慢してはじけさせてくれるはずです!!
○1モンドデラモーレ 戸崎圭太
杉原騎手曰くこの馬は前に馬を置いた方が能力を発揮出来るそうなので、内枠は絶好枠だと思います。札幌2歳Sは外を走った分最後の伸び脚が足りず敗戦。2走前のジュニアCは折り合い欠いて伸び脚余しての2着。さらにその時の勝ち馬ファンダムはその後毎日杯で上がり32秒台のえげつない勝ち方をしていることからモンドも相当な能力があると考えられます。前走は大外からで終始ロスがあるレースだったので度外視。加速に時間の要するタイプなので東京替わりは大歓迎。今度は最内枠から距離ロスなく巻き返しのチャンス!!
▲12マピュース 田辺裕信
前走桜花賞は荒れた内側の馬場を通っての4着なので評価出来る。相手なりに走るタイプなので、能力出しやすい東京替わりは大歓迎!上がりの掛かる方が得意そうなので、高速決着になると4,5着までの感じも否めません。ただ、輸送がない点や東京での実績を加味すれば一発あると思います。
△16サトノカルナバル D.レーン
△アドマイヤズーム 川田将雅
★10マジックサンズ 武豊
☆5ランスオブカオス 吉村誠之助
最後に
過去データやコース形態の情報に関しては正確性に努めますが、保証することは出来ないことご理解の上ご参照ください。注目馬情報や予想はあくまでも個人の見解ですので、参考程度でお願いします。なお、馬券の購入は自己責任でお願いします。詳しくは当サイトのプライバシーポリシーをご覧ください。
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