レース展望
今年最初のJRAGⅠであるフェブラリーステークス。東京ダート1600mを舞台に行われます。昨年は11番人気のペプチドナイルが勝利し、3連単150万円という大波乱の結果となりました。今年はデビューから全て馬券圏内のミッキーファイトや根岸ステークスで0.7s差を付けて圧勝したコスタノヴァを筆頭に23頭が出走登録を行いました。混線ムードのダートGⅠ、果たして下剋上が起きるか大注目の一戦です!
コース解説・データ

スタート地点は芝の上。ダートまで約150mほど芝の上を走る。特殊なのは内側と外側で芝の距離が30m違う点。外枠の馬の方が30mほど長く芝を走れるため、勢いがつきやすく有利とされている。3コーナーまでは直線約640m。3~4コーナーはほぼ平坦。最後の直線は約501.6m。途中緩やかな上り坂がある。日本のダートコースの中では直線が最長距離。
重賞はGⅠフェブラリーステークス、GⅢ武蔵野ステークスの2つ行われる。
枠順

外枠有利がデータとして顕著に表れています。過去10年で1枠は1頭も3着以内に好走していません。
脚質

芝スタートでスピードに乗りやすいため、ハイペースになりやすいです。そのため逃げ切り勝ちは相当厳しく、差しが決まりやすいです。
血統

ヘニーヒューズ産駒が特に好成績です。登録馬で該当するのはセラフィックコールとタガノビューティーの2頭です。
注目馬情報
ペプチドナイル 藤岡佑介 武英智
昨年の覇者ペプチドナイル。前走チャンピオンズカップは展開向いた中で力負けした印象ですが、5着なら許容範囲だと思います。レース後コメントでも藤岡佑介騎手はマイルの方が力を出せると言っていました。地方のタフ馬場で好走している点、レモンポップと接戦した点、1800m以上での実績がある点を考えると東京ダート1600mは最適コースだと思います。ただし、砂被りが苦手な馬なので真ん中~外枠の方がいいと思います。
予想
東京ダート1600mは芝スタートで直線も坂があり、タフな特殊コースとなっています。土曜日時点でも1800mでの実績のある馬や東京ダート1600m経験がある馬が好走していました。ということで、タフなコースで持続力を発揮できそうな1800以上の実績のある馬、東京ダート1600mの実績のある馬を中心に印を打ってみました!!
◎11ペプチドナイル 藤岡佑介
本命は昨年の覇者ペプチドナイルにしました。この馬はダート1700m~2100mで実績があり、昨年のフェブラリーステークスで初コースでしたが、しっかり能力を出し切っていました。前走は負けましたが、マイルのほうが合うという藤岡佑介騎手のコメントもあるようにこのコースは合うと思います。砂被りが苦手な馬ですが、やや外目の枠を引けたので絶好枠だと思います。
○12サンライズジパング 幸英明
この馬も1800m~2000mで実績があります。前走プロキオンSは内前有利の中、外を回して2着に健闘。この馬は内から馬群を捌くことは出来ないので、外目の枠になったのは好材料だと思います。2走前のチャンピオンズカップも内有利の中外を回して6着(+0.5s)なら評価下げる必要はなし!本命にしたペプチドナイルと0.1s差ですし、不器用かつ加速が遅い馬なので広い東京コースはプラスという点からも強気の対抗評価にしたいと思います!!
▲9コスタノヴァ R.キング
東京コース5戦5勝とコースの相性抜群!ルメール騎手が言うには1400mがベストだそうですが、一応1800mでも実績のある馬なので、1600はなんとか持ってくれると思います。内枠に先行馬が揃ったので、5枠の同馬からするとちょうど良い位置が取れるのではないかと思います!
△2タガノビューティー
東京巧者。内枠と汚れた馬柱で人気落ちる今回は馬券で抑える必要あり!
△8ドゥラエレーデ
毎回堅実に走る。展開にあまり左右されない。昨年はハイペース先行がきつかった。展開向けば一発ホームランあり得る!
☆15ガイアフォース
砂被りは避けたいので外枠は好材料。前走チャンピオンズCは内有利の中で外を回しての敗戦。安田記念でロマンチックウォリアーと0.3s差のレースができるほどの能力があるので、ここを勝っても不思議ではない1頭です。
最後に
過去データやコース形態の情報に関しては正確性に努めますが、保証することは出来ないことご理解の上ご参照ください。注目馬情報や予想はあくまでも個人の見解ですので、参考程度でお願いします。なお、馬券の購入は自己責任でお願いします。詳しくは当サイトのプライバシーポリシーをご覧ください。
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