GⅢアイビスサマーダッシュデータ紹介＆予想2024

レース展望
新潟芝1000mコース解説
1. 枠順
2. 脚質
データとポイント
予想
最後に

レース展望

新潟競馬場芝1000ｍの直線コースで行われる夏の風物詩アイビスサマーダッシュ！珍しい直線のみで争うスプリントGⅢです。過去3年連続で3連単20万円以上の配当が出ている波乱含みのレースです。リピーターが多いレースで今年も5頭程アイビスサマーダッシュ出走経験馬が出走予定です。特徴的なコースなので、データ紹介の前にコース解説から入ります！

新潟芝1000mコース解説

スタート地点は、ホームストレッチの一番左端。スタートから高低差1mの上り坂があり、約200ｍ進むと下り坂になる。その後緩い上り坂があり、ラスト300ｍは平坦コースです。直線とは言え、ずっと平坦ではないことが特徴的です。さらには、外枠が圧倒的有利となっています。

枠順

データを見ても明らかに外枠有利となっています。しかし、競馬ファンはみんな外枠有利を知っているためやや過剰人気しやすい点は要注意です。外枠の穴馬は狙い目かもしれません！

脚質

出遅れると厳しいですが、追込みが全く好走出来ない訳ではないので油断禁物です！

データとポイント

牝馬・牡馬

性	成績	勝率	連対率	複勝率
牝馬	7-6-5-65	8.4%	15.7%	21.7%
牡馬・せん	3-4-5-65	3.9%	9.1%	15.6%

過去10年で牝馬が7勝を挙げています。ほとんど同じ出走数で牝馬の方が結果を出しているので、今年も牝馬には要注目です！

前走距離

前走	成績	勝率	連対率	複勝率
芝1000m	5-7-1-35	10.4%	25.0%	27.1%
芝1200m	4-3-9-69	4.7%	8.2%	18.8%
芝1400m以上	0-0-0-13	0%	0%	0%
ダート	1-0-0-13	7.1%	7.1%	7.1%

前走芝1400ｍ以上の距離を走った馬は過去10年1頭も馬券圏内に好走していません。今年の登録馬ではクムシラコのみ該当しています。ダートからのローテは全く好走しない訳ではないので要注意です！

馬体重

過去10年で馬体重490kg以上で出走した馬は63頭。好走したのは10頭のみです。枠順の問題や能力差の問題があるので一概には言えませんが、大型馬はだいぶ苦戦傾向にあるようです。

予想

◎16ディヴィナシオン　松山弘平
前走北九州記念は最終コーナーから直線で前が壁になってしまい、11着に敗戦なので度外視。2走前の韋駄天Sはラスト100ｍ辺りで完全に勝てる勢いがあったものの、前にいたマウンテンムスメが壁になり5着入選となりました。今回は外枠を確保できたし、雨予報もこの馬にとっては味方するとみて本命です！

○13チェイスザドリーム　坂井瑠星
前走韋駄天Sはスムーズにスタートを切って外らち沿いを確保できたのが勝因。今回も同じ枠だが、韋駄天の時よりは簡単に外らちは取らせてもらえない気がする。元々ずっとダートを使われていたので、雨が降った時の渋った馬場は歓迎なはず。前走の恵まれた中での勝ちで人気してしまうので対抗評価までです！

▲9グレイトゲイナー　笹川翼
前走オーシャンSは差し有利の中逃げて敗戦なので度外視。3走前京成杯は展開不利でもトウシンマカオと0.6s差と能力を示しています。さらに、道悪適正もあるため雨予報は好材料。前日オッズ12番人気なら馬券的には狙いたい馬です。

△10ファイアダンサー　戸崎圭太
前走韋駄天Sは外枠から好位置を取れての好走なので評価は据え置きたいです。戸崎騎手はコメントで無理に位置を取りに行くことはしないと言っていて、臨機応変な騎乗をしてくれるはずです。血統的に父パイロなら道悪も歓迎なはずなので、雨予報もプラスです。外枠に入った馬たちがだいぶ有利になりそうな点からオッズ妙味も考慮すると4番手評価になりました。

△17テイエムスパーダ　酒井学
前走北九州記念は調子が上がりきっていない中で出走して大敗なので度外視。大敗続きではありますが、絶好の大外枠はビッグチャンス！1200ｍ重賞は勝利しているにもかかわらず9番人気ならオッズ妙味あるとみています。

☆15モズメイメイ　国分恭介
前走北九州記念は逃げられなかったが、自力で3着に食い込んだ。外目の枠を引けたので、あとはミラクルロケットスタートを決めるだけ！